(過去記事、2008.6月〜9月あたりを読んでみてください)
楽しいサイクリング中にその悪夢はやって来た。
悪質ドライバーの幅寄せに合いそのまま救急車で病院直行・・
鎖骨複雑骨折、肋骨4本骨折、肺挫傷など大ケガとなった。
転院〜手術〜入院を経て社会復帰まで3ヶ月もかかった。
その後も通院し再手術後リハビリを受け昨年7/27症状固定(完治)
しかし、後遺症は残ってしまった・・
後遺症診断を受け認定されるまで2ヶ月、そして相手損保から示談金提示を受ける。
その間に私なりに慰謝料、後遺症による労働損失などネットで調べて(これ重要です)
受け取ることの出来る最高金額を試算する。
初回金額提示を見て、あまりの低さに愕然・・これは個人で交渉するより弁護士を依頼し
代理交渉してもらうことにしました。(友人に弁護士がいました)
すべて弁護士に委任したので交渉の席には一度も座ってません。
初回から弁護士が交渉に当たったので相手損保もそれなりの態度で接して来ました。
2回目の提示では相当頑張ったのではないかと思われる金額でした。
(個人交渉ならこの金額にも到達せぬまま泣く泣く示談をするケースが多いそうです)
過去の裁判所判例などのコピーを添えて同程度またはそれ以上のケースを参考に
金額提示をしてきました。
もちろん私も弁護士も納得はしてません。
その後数度に渡り交渉を持ちましたが膠着状態が続きます。
弁護士と相談して裁判をするか、裁判をした時の勝算(弁護料、日数などを含め)が
あるか検討します。このくらいの事故ですと早くて1年(途中で裁判官から和解提案あるそうです)
当然、相手損保も裁判はしたくないでしょうから駆け引きが続きます。
そして私たちは3月勝負に出ることにしました!こちらの請求金額に近ければ
3月中に示談すると申し出ます。
そして昨日、弁護士から連絡が入りこちらの要求で支払うと相手損保からあったそうです。
最初に自分なりに計算した最高金額には達しませんでしたがその93%、損保初回提示金額の
226%のアップとなりました。
これ以上長引かせるのも無駄と思われる事から、近々示談書に署名することにしました。
友人からもらったこの達磨の目が開く時が来たようです。
1年9ヶ月・・・長かった・・・でも私の肩は真っ直ぐに伸びる事は一生ない・・
詳細な金額は個人差などあるので書けませんが、事故に遭われた方、現在交渉中な方
これから交渉に入る方、まずは自分で情報を仕入れ事故に対する知識を得ることが重要です
それによって、弁護士に依頼したり紛争センターを利用したり交渉の幅も広がると思います。
損保の言いなりで泣くことだけは避けられると思います。
ぜひ諦めずに頑張って下さい。
また、自転車に乗っていれば「加害者」となることもあるのです!
社会的にも自転車事故の多さから自転車保険など最近は個人賠償を増やしてるケースが
多くみられます。私も昨日JCAの会員更新を済ませました。
入っていれば安心というものではありませんが万が一の時のために加入することを勧めます。
ちょっと重い記事になりましたが事故の恐怖を知ってもらうために
過去の写真なども貼りつけてみました。
これからも皆様の安全を祈念しております。
示談まで長いと思った方!ポチッとヨロシク!
にほんブログ村ランキング参加しています。Twitter @kimoken1960 でツイート中です みなさんのブログにも「SHARE THE ROAD」バナーを!